はじめに

タイマン~複数人版とは内容、シナリオ背景が若干異なります。
ただし、おおよその内容は同じですのでご注意ください。
どちらも周回は可能です。

下記項目を設定してから遊んでください。



※設定は後からでもメニューで変更できます。

とてもおいしい!

SAN回復〈1d3〉



〈SANC 0/1〉


食べてみる
意を決してその暗黒物質を口に運ぶ。
舌先に訪れるのは強烈な刺激か、あるいは受け止めきれずに意識を手放すだろうか。
とても食事を食べる時の心構えではないが、それだけの覚悟が必要だった。

しかし、いざ食べてみればどうだろうか。
想像に反して非常に美味しい料理の味わいが口の中に広がる。

もしかして……これは……{料理名}…………なのか………………?!

〈SANC 0/1〉


その視線の先にいたのは、ピンク色の甲殻類に膜のような羽が生えた、奇妙な生物だ。
それは、胴から伸びる節足の先についたハサミを、カチカチと苛立たし気に鳴らしている。
頭部と思しき部分には触手を蠢かせる渦巻き状の楕円体があるのみで、自身の知識の中にどこにも存在しない、当然、動物図鑑等で見た覚えもない。
端的に言ってしまえば、化け物だった。

〈SANC 0/1d6〉


失敗した
5以上の出目を出した 〈アイデア〉
発狂した ここで発狂した場合でも時間経過で収まるものとする。

呆然とする

あなた

の意にも介さず、目の前の化け物は一方的に語り掛けてくる。
音の出所を探っても口のような器官はどこにも見当たらず、空間を直接震わせているようにも感じるし、直接脳に語りかけられているようにも思えた。

「やはり見た目で気を散らしてばかりではまともに脳波が取れやしない」
「今回のやり方は効率的ではないようだ」

特に感情の起伏も読み取れない声色でそう告げると、ふっと、瞬きの後、それは消えてしまった。


それを見届けると、店員はほっと安堵したように息を吐き、すぐに

あなた

へ向き直ると、

「すみません……変なことに巻き込んでしまって……」
「……その、お詫びとして、お代は結構です」

と告げる。

あなた

はその厚意——と呼べるのかは定かではないものの——に甘え、店を後にすることになった。