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PC1とPC2は顔を見合わせ、控えめなノックと共に扉を開けた。

__部屋に入ると、中に居たのは1人の男性だ。
男性は忙しなく手元の書類に目を通しているようで、集中しているのかこちらに気付く気配は一切ない。
PC4

「大体あんたは何につけても短慮なのよ!誰がサポートしてると思ってるわけ?」

PC3

「あーはいはい、別に上手くいってんだからいいだろうよ。ヒステリックな奴だな」

PC4

「誰のせいだと……!」

PC3

「だぁから、二日酔いに響くんだって!」

どうしたものかと声を掛けられずにいると、程なくして背後の扉がバタン!と騒がしく音を立てた。
続けて跳ねた赤毛の男性と長い茶髪の女性が言い合いをしながら入ってくる。
そのかしましさで書類を捌いていた男性もこちらに気づいたらしい。
僅かに顔を上げると申し訳なさそうに苦笑して立ち上がった。
NPC

「あ、ああー……申し訳ない。そう言えば今日からだったね。」
「紹介せずとも知っているだろうけれど、僕はNPC……こら、PC3、PC4、静かになさい。」

PC3

「だってNPCさん、この女が!」

PC4

「うるさいっ静かにしろって言われてんでしょ!」
足を踏んだ ごめん

PC3

「だっ………」
いいよ 痛いので黙ります

NPCと名乗った男性はまた苦く笑ってから再度口を開く。
NPC

「こちらの彼がPC3、で、もう一方の彼女がPC4。君たちの先輩だ。」

PC1

「………」
様子を窺ってます

PC2

PC1を見遣って(マジ?)って顔をしました
不安………